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名酒センターで日本酒飲み比べ

秋葉原界隈をふらふらと歩いていたら「←名酒センター 50m」という面白そうな立て看板を発見、店の前まで行ってみたところ店内の冷蔵庫に日本酒の瓶が並んでいるのが見えたので突撃してきた。

店内にはテーブルと立ち飲みのカウンターがあるので、まずは席を確保。冷蔵庫に並ぶ日本酒を物色し、飲みたいものが決まったら瓶ごと席に持ってきて店員に注いでもらって楽しむというシステムになっている。それぞれの瓶には1杯の値段と日本酒度や精米歩合といったデータが書かれたカードが付けられているので、自分の好みにあっていそうか想像しやすい。

今回選んだのは飲んだ順に以下の3本。3杯頼むと飲み比べセットと称して100円引きになる制度があり、テーブルにも最初からグラスが3つ並んでいるのでこれでやっていくのが良いと思われる。肴には燻製卵とアジの干物のなめろうをチョイス。

  • 信州銘醸 / 瀧澤 特別純米
    • 日本酒度-4と甘めで、香りがふわっとしていた(ような気がする)。正直1杯目の時点では違いがよくわかっておらず、「まぁおいしかったですね」くらいの感想しか記憶にない。
  • 出羽桜酒造 / 出羽桜 山廃 ひやおろし
    • 今回の優勝枠。辛口寄りですっきりとした口当たりながら、飲み込むときのアルコール感が少ないのでスイスイと入っていく。水のように飲めるとはこのことか、というわかりを得た。塩気のあるなめろうと組み合わせるとIQがどんどん下がる。
    • 公式によると、"お燗して頂くと更に美味しくなる"らしい。めっちゃ気になる。
  • 金升酒造 / 金升 朱ラベル
    • 「日本酒度: 非公開」の怪しさで選んだ。口に含んだときのパンチ力がかなり高く、これが酒だ!文句あるか!ぐらいの勢いを持って腹に収まっていき、後には果物・ナッツ系の香りが残る。
    • その場でググったところ、醸造の過程で米焼酎を加える柱焼酎という技法を使っているということが判明。というか瓶のラベルにも書いてあったのでちゃんと読みましょう。

3つのグラスとなめろうのローテーションで1時間ほど滞在し、会計は2000円強。安い。一口に日本酒といっても、こうして飲み比べてみるとそれぞれ全く異なる個性があってとても楽しかった。今回は全て冷やだったが、店内には燗を付ける機械もあったのでもう少し寒くなったらまた遊びに行こうと思う。