アンダーリム

バイクで遊んだり遊ばなかったりする

Oculus Goを買った

VRの可能性感じるんでしたよね?

ということでOculus Goを購入した。特徴としてはこんなところ。

  • 単体でVR体験ができる
  • 3DoFなので頭の動きしか反映されない(=VR空間を歩き回ることはできない)
  • 比較的安い(32GB版で23,800円、香港からの送料込)

すでに6DoFでアンフィシアターにいけるマシンことPS VRを持っているので、画質やVR体験の比較を中心にざっくりとレビューしようと思う。

PSVRを買ったときの記事は↓ under-rim.hatenablog.com

配送

酔った勢いでポチッたのが5月19日の23:00ごろ、23日午前中に発送メールが来て翌24日に受け取った。筆者が購入した時は発送メールの送信が遅れ気味だったらしく、メールが来た段階ですでに日本に到着していた模様。

香港からFedexで送られてくるが、日本国内に入ると「最終的な配達を行う認可済み業者に委託」とかでゆうパックのお兄さんが持ってきた。

いいところ

  • 準備なしでVR体験ができる
    • PS VRはかぶる前にテレビとPS4を起動しなければいけないので「VRをやるぞ」という気持ちになる必要があるが、GoはかぶるだけでOK
  • 寝転がって使える
    • Go最大のメリット
    • PS VRはケーブルが生えている上に締め付け調節の解除ボタンが後頭部側にあるので、寝転がって使うのは厳しい
  • 視界中心部の画質が良い
    • PS VRの1920 x 1080に対してGoは2,560 x 1,440だから?
    • 中心部の、とした理由は後述

微妙なところ

  • ソフトの出来がイマイチ
    • YouTubeで1080p60の動画を再生するとコマ落ちする
    • 動画ファイルを転送して再生すると問題ないのでブラウザを通すと性能が制限されるような感じ
    • ローカルの動画を再生する時に音声を切り替えられない
  • 視界端は輪郭がボケたり色がズレたりする
    • 目線ではなく頭を見たいものの方に向けるVRしぐさが要求される
    • でも寝転がってるときは頭を動かしたくない

「買い」か?

まず、既に6DoFのVR機器を持っていて遊んでいるけどちょっと動画見るのにいちいちテレビつけるのがダルいとか、横になりたいという場合は今すぐ32GB版でいいからGoを買ったほうが良い。serviioというソフトを使えば、ネットワーク越しにPC上のファイルを再生できる。

逆に、初めてVR機器を買うのであれば多少予算を積んでもPS VRやHTC Viveといった6DoFの機器を買ったほうがいいように思う。準備がめんどくさいとかmoveコン振り回す姿が怪しいとかはあるけども、それを補って余りある体験が得られる。冒頭でも書いたが、Goは3DoFなので頭の動きを追尾することしかできず、体そのものの動きを追尾してVR空間を歩き回るようなことはできない。このため、VRコンテンツ、特にゲームにおける没入感という点では6DoFに分がある。

ただ、Go(≒Gear VR)向けのソフトはガンガン開発されているし、Amazon Sumerianみたいなのも出てきてるのでコンテンツの充実度そのものはGoのほうが上っぽい感じもする。

ということで、結論としては「ちょっとでも気になったら買い」。VRやろう。