アンダーリム

バイクで遊んだり遊ばなかったりする

SUZUKI GSX250Rがやってきた

こんな格言を知ってる?

お前が1年我慢している間に、俺たちは慣らしを終える。
お前が2年我慢している間に、俺たちは日本を1周している。
お前が3年我慢している間に、俺たちは無数の出会いと別れを繰り返している。
お前が4年我慢している間に、俺たちは気付くだろう『バイクとはなんぞや?』
お前が5年我慢している間に、俺たちは愛車に無数の傷が付き一心同体となっている。
お前が6年我慢している間に、俺はローンを終えている。
イヤッッホォォォオオゥオウ!

実のところ、教習所に通いはじめる頃までは新型になるNinja 250が第一候補でGSX250Rのことはよく知らなかった。ところが、東京モーターショーで跨ってみたところ脚の収まりが非常によく、調べているうちに「これしかない」という気持ちになってきて年始に契約という流れ。

2週間経って無事納車されたので、とりあえず100kmほど乗ってみて思ったところを。

最高出力24ps

今のところ不満なし。

慣らし運転ということで5,000rpmを超えないように走っているが、一般道の車の流れには十分ついていける。低回転域のトルクがあるからか発進がとてもやりやすく、都心でストップアンドゴーを繰り返すような場面でも安心して走ることができた。感覚的には教習所のCB400SFよりもラク

一方で、トランスミッションそのものは低速寄りかつクロス気味なので真面目にシフトチェンジするとけっこう忙しく、ゼロ発進から5,000rpm縛りを守っていくとおよそ10km/hごとに1つシフトアップする感じで一般道でも6速まで使う。高速道路で100km/h巡航とかはたぶんきつい。

あと、減速時に大きくアクセルを戻した時に独特のメカっぽい音がする。

燃費

メーターの燃費計によると100km走って30km/Lちょいとのこと。15Lタンクなので、何も考えなくても400kmは無給油で走れそう。あと、燃費計の表示はkm/LとL/100kmから選べる。

足付き

良くはないと思う。筆者の体格(身長181cm/股下81cm)だと両足がかかとまでつくので乗っていて不安になることはなかったが、知り合いのYAMAHA MT-25と跨り比べてみたところ明らかに乗りづらいし車体そのものも重く感じられた。

その他

  • メーターパネル、特に速度計の文字が大きくて読みやすい

  • リアシートのヘルメットロックが非常に使いづらい。コンビニで休憩する度にリアシートを開けて、シート裏のフックにヘルメットの金具を引っ掛け、金具が外れないようにリアシートを戻すのは苦行。外付けのヘルメットホルダーは必須。

  • リアシート下のスペースは狭いが、軽自動車届出済証と自賠責の証明書は何とかして入れておくべき。でないと、都心でお巡りさんに止められて免許証とナンバーを確認され、納車直後だったために警察のシステムに登録されておらず書類の提示を求められる(実話)というイベントが発生した時に詰む。

1000kmインプレはこちら

under-rim.hatenablog.com

2017年買ってよかったもの

年末の流れに乗ることにした。買った順。

carrozzeria TS-T420

車用のツイーター。フロントガラスの下あたりで高音域が鳴るようになり、ドアのフルレンジスピーカーだけの時と比べるとボーカルがよく聞こえるようになってよい。

必要なケーブルは付属しているし、難しい加工も無さそうなので説明書見ながら自分で取り付けた。内装の剥がし方とヘッドユニットの外し方がわかるなら簡単。

説明書では

  1. 内装に穴を開ける
  2. 穴を使って金属製の台座をネジと両面テープで固定
  3. 台座にツイーター本体を嵌め込む

という手順で取り付けることになっているが、先に本体と台座を嵌め込んでおいて両面テープで貼り付けるだけでも問題なかった。(ただし嵌め込みが固いのでドライバーなどで頑張る必要あり)

Skullcandy Ink'd Wireless

ネックバンド型のBluetoothイヤホン。電車通勤なのでケーブルがないのは正義。

標準のイヤーピースだと耳への収まりがイマイチだったので、ソニーのイヤーピースに交換した。

低音強めなところも含めて音質には満足してるし、ネックバンドがしっかりしてるおかげで使わない時に雑に丸めてポケットに突っ込んでおいても絡まったりしないところが良い。

一方で、バッテリー残量の警告がギリギリすぎるとか、iPhoneに繋ぐと音が大きすぎて使いづらいなど気になるところもある。もし壊れた時に同じものを買うかというと微妙。

MSI GeForce GTX 1060 AERO ITX 6G OC

TensorFlowの勉強しようと思ったら、MSI GTX 960 GAMING 2GBではメモリが足りなくてダメだったので買い替えた。

GTX 1060はメモリの容量やグレード違いで各社いろんなモデルを出していたが、TensorFlowをやるのでメモリは6GB一択、かつ我が家にはDisplayportを積んだモニタがないのでHDMI出力を2つという条件をつけると意外と選択肢が少なかった。GTX 960と同じMSIにしておけば手間が少なくてよさそうなのでこれに決定。

目的だったTensorFlowはもちろん、大抵のゲームが高画質設定で動くのでスペック的には1060で十分だったと思う。あと、セミファンレス仕様なので負荷を掛けなければ無音。最近はEuro Truck Simulator 2でヨーロッパを走り回っている。

グラボと直接関係ないけど、CourseraのMachine LearningコースをやりつつOpenCVとTenslorFlowの使い方を覚えるとこういうものを作って遊べるのでわりと楽しい。

PlayStation VR

これの記事を書くためにブログ作るレベルの体験が得られる。完全に衝動買いだったが後悔はしていない。

モデルチェンジでケーブルが細くなって値下げされたのでちょっとでも気になったら買い。遮音性の高いヘッドホンとMoveコン2本を合わせて用意するとさらに没入感を上げられる。

Galaxy S8

Infinity Displayこと狭額縁ディスプレイに惹かれて購入。Xperia X Compactからの乗り換えだったので横幅はほとんど変わらず(65mm→68mm)、片手で持ったときも違和感なく使うことができた。X Compactと一緒にポケットに入れていたSuica定期券をモバイルSuicaに移したので、ポケットへの収まり具合はむしろ良くなったかも。

Snapdragon 835とメモリ4GBの組み合わせなので性能は十分。コーラルブルーにしたら思った以上に背面が綺麗だったので、ゴツいケースは買わずに試供品の透明TPUケースをそのまま使っている。

ソフト面で素晴らしいと思ったのが、Bluetoothのメディア音量の同期をオフにできる点。先述のInk'd Wirelessはもともとの音量が大きめな上に1段階の変化が大きくて、X CompactやiPhone SEに繋ぐとほぼ無音か爆音の2択になってしまう。S8では本体の音量とInk'd Wirelessの音量を個別に調整できるので、この問題から開放された。

もうひとつBluetooth周りの話をすると、MDR-XB950BTのNFCペアリングと相性が悪い気がする。S8をNFCの入っている右ハウジングに当てると、ヘッドホンの電源は入るもののS8とペアリングされない事が多い。Felicaのリーダーアプリが起動することもあるので、干渉しているのかもしれない。手動でヘッドホンの電源を入れればいいだけなので深追いはしていない。

その他

  • 車用のバッテリー(caos 60B19L)…性能は問題なし、Amazonで買うと安いけどコンビニ受け取りできなくてだるい
  • Google Home…アップデートでイコライザが付いてから部屋置きのBluetoothスピーカーとして活躍中

普通二輪教習メモ 6週目 (終)

タイトルで卒検の結果わかっちゃうけど順番にやります。6週目。

事前対策

前回の教習で何度かコースを回ってみて、卒検で問題になりそうなのはクランクと一本橋、つまり低速域でのコントロールだろうという感じがしていた。で、問題点がわかってるなら対策すればいいということでググったところ行き着いた動画がこれ。

タイトルの「鬼の半クラ」は割と有名なワードらしく、これと関連動画に言及しているサイトがいくつもあった。個人的に参考になったのは以下。

  • 右手は2,000rpmを維持できるわずかなアクセル開度を保つ
  • 左手は意識しなくても半クラッチの位置で止められるように練習
  • 低速走行時はシートの前に座る

あと、2段階のみきわめは検定コースを使うらしいので教習手帳を見ながら2つあるコースを覚える。Googleマップで教習所の航空写真を見たら普通にコースが見えたので、ウインカーを出す位置や速度を思い出しながらイメージトレーニング。

17時限目 / 18時限目

2時限とも、ウォーミングアップ走行の後は検定コースを周回して練習。ヤバそうなところの対策を練っておいたおかげで、特に焦ることもなく2つあるコースを交互に回ることができた。18時限目では1速→2速が入りにくい車両にあたってしまって何度かNで空ぶかししたものの、焦ってバランス崩すとかそういうことはなかったのでセーフということにする。ちょっと恥ずかしいけど。

恥ずかしいといえば、大型二輪の教習で使ってるNC750はウインカーレバーとクラクションの位置がCB400と逆らしく、車線変更後とかにクラクション鳴らしてる人がけっこういた。せめてホンダ車の間では統一したらいいのにと思うんだけど何か理由があるんですかね?

話を戻して、課題走行のタイムはスラロームは7秒台後半、一本橋も6秒台後半で安定していたので問題なし。急制動もすこしブレーキングが早い時があるけど停止線越えたりロックしたりすることはなかったのでOK。無事「みきわめ:良好」を貰えたので、検定カウンターに行って翌日の卒業検定を申し込んでこの日は終了。

家に帰ってからは、今から変に知識を入れてもしょうがない、いつも通りにできることだけで検定を受けようということで教習ブログなどは見ないようにした。とはいえそれなりに緊張するので、シャイアおじさんのアツい動画を見て「俺は行けるやってやる」という気持ちだけ作って就寝。

卒業検定

朝4時に風の音で起きるくらいには眠りが浅かったです(豆腐メンタル)

この日の受験者は大型・普通・小型をあわせて20人で、5人ずつの4グループに分けて各グループ1人ずつ検定を受ける。2番のゼッケンを渡されたので2番目かと思ったら、大型の人と同じグループになっていて筆者の検定順は一番最後だった。

検定前には注意事項とコースの説明があったけど、緊張していたせいかあまり記憶がない。ただ、スラローム一本橋の説明で「パイロンに触れたり橋から落ちたりしたらその時点で検定終了ですが、規定時間の超過は減点だけで検定終了にはなりません。落ち着いて取り組んでください。」というのを聞いて頑張らないようにしようと思ったのは覚えている。あと、急制動のブレーキングが早すぎる場合は1回だけやり直しを指示されるらしい。

説明が終わったらすぐに検定開始。といっても筆者は一番最後なので、他の人がそつなくこなして帰ってきたりクランクでパイロン倒したりするのを見ながら待たされた。北風が強くて身体が冷えるのがつらい。

開始から30分以上経ったところでいよいよ乗車。大げさにヘルメットを動かして安全確認アピールをしつつコースに入っていく。他の人が乗った後なのでエンジンは十分に温まっているし、ギアもスムーズに入る。いい感じ。

外周を回ったらS字、信号、クランク、踏切の順で回っていく。信号がちょうど赤だったので、停車中にその後の流れを考える時間があったのがありがたかった。クランクは一瞬エンジンが苦しそうになったけど気持ちアクセルを回して逃げ切る。

踏切を越えたら外周に出て、坂道発進スラローム一本橋急制動の課題走行4点セット。先述の通りスラローム一本橋は減点覚悟で頑張らないことにしたので、スラロームはゆっくり、一本橋はさっさと通過してしまう。コケる・落ちるよりはマシ。

最後の急制動は教習でも大きくミスったことがなかったので、いつも通りに2速を引っ張りつつ3速40km/hちょいで進入。アクセルを戻し、パイロンを通過したタイミングでブレーキ。と、ここで前回の教習や朝の説明で言われたことがふと頭をよぎる。

「ブレーキングが早い時がある」「ブレーキングが早すぎるときはやり直し」

時間にすればほんの一瞬だと思うが、確実に操作が遅れた。車両が減速するのは感じるがこのままだと停止線を越えてしまう、やばい、あの白線は絶対に越えてはならない、そう思った瞬間にブレーキを強めていた。こう書くとものすごく考えてる風に見えるが、実際は反射的にレバーとペダルへ力が入ったんだと思う。停止直前とはいえ初めてリアがロックした。バランス崩さなくて本当に良かった。

課題は急制動が最後なので、後はスタート地点に戻って終了。検定員から「やるべきことはできてたのでよかったと思います。スラロームはかなり安全に行きましたね。」とコメントをもらった。でも、最後の最後でミスったのが悔しくて目は死んでたと思う。

30分後、待合ロビーのモニターで合格発表。後ろに座っている二人組はもう何のバイク買うかの話で盛り上がっている。さて、普通自動二輪の2番は…

総括

勢いで教習を申し込んでから1ヶ月半、長いようで短かった。教習の内容は毎週書いてたのでいいとして、それ以外に思うところを。

  • 安心プラン*1的なものがあるなら入ることをおすすめ。みきわめや検定の時にダメだったらn千円とか余計なこと考えてると、通るものも通らなくなる気がする。

  • イメージトレーニングはかなり有効。半クラのつもりで手を動かしてみたり、コースを思い出しながら安全確認するところでは実際に首を振ったりする。普段できないことは検定でもできない。

  • 車の免許があって学科が免除になる場合でも、学科で何をやるのか教習原簿の項目名くらいは見ておいたほうがよい。黄色い中央線は追い越し禁止ではなく「追い越しのための右側部分はみ出し通行禁止」。

さて、バイク買うために貯金しないと…

*1:教習時間オーバーとか再検定のお金が不要になるやつ

普通二輪教習メモ 5週目

5週目ともなると応用的な内容が増えてきて、ある動作が出来るようになるまで繰り返しやるという機会は少なくなるのであまり書くことがない。

13時限目

練習コースをグルグルしてる人たちから離れて、カーブの走り方と追突体験、急制動の練習。

カーブの走り方では、20km/h・25km/h・30km/hを維持したままコース外周のカーブを通過してどうなるかを学ぶ。ちなみに普段は15km/hで通過することになっている。

  • 20km/h…余裕で曲がれる
  • 25km/h…あーちょっと倒し気味にしないと外に行っちゃうかなー
  • 30km/h…そんなに変わらなアッ待ってどんどん膨らんdセンターライン越えるって無理無理

カーブに進入する前にきちんと減速しましょう。

追突体験は、インストラクターの左側をバイク1台分くらいの車間距離を空けて走行しインストラクターのバイクが停まったらこちらも停まる。わかっていても減速は間に合わず、インストラクターとほぼ並ぶ形で停止。もし真後ろにいたらアウトでしたね、以上。

急制動は単に検定と同じ基準で見るようになりますよという話で、やることは1段階の頃と変わらず。制動開始のパイロンを通過する時に40km/h出てないとやり直しになるので、42km/hくらいまで出しておいて早めにアクセルオフするといいらしい。

よく見るとアクセルオフする位置にもパイロンが立っていた。何度かやったけどロックさせずに8m以内で停止できたのでたぶん大丈夫。

14時限目

まずは回避の体験。信号機に向かって30km/hで走行し、赤が点いたら左、青が点いたら右に避ける。バイクは傾けないと進路が変わらないので、車と比べると2倍以上の回避距離が必要なんだとか。

回避の解説が終わると、インストラクターが「じゃ、あとは自由練習なんで自分でコース回っててください」と一言。コース覚えてないんですが。外周回ったら進路変更してS字、その後クランク…あれ?どこかで信号を右折した気がするんだけどどこだっけ?

結局、周りを走るバイクの様子を見ながらそれっぽいコースで走り回ることに。30km/h区間やS字はOK、足つきやエンストを連発していたクランクも、アクセルを回すように意識しつつリアブレーキを小刻みに踏む(=踏みっぱなしにしない)ようにしたら4戦4勝したのでいい感じ。

教習が終わった後でコース図を見たら、S字の後に一旦外周を回って、信号を右折した後にクランクだった。もしコース通りに回ってたらクランク4回目に行く時間はなかったと思うので、先週「クランクだけ練習したい」とぼやいてたのが図らずも実現してしまった。

15,16時限目(セット教習)

シミュレーター3回目。

インストラクター曰く「公道を走っていれば数年に1回遭遇する出来事が、5分の間に何度も起きる」内容で、周りのすべてが自分を狙っているのではと思えるレベルの動きをしてくる。覚えている範囲でも

  • 対向右折車の後ろから突っ込んでくるバイク
  • 左折時に大回りしてこちらの車線に食い込んでくるバス
  • 追い越そうとするとドアを開けてくるシビック
  • ぎりぎり止まれるタイミングで信号が青から黄色に、しかしすぐ後ろには大型トラック
  • ミラーの死角から超加速してくるフィット

といった感じ。

あと、黄色中央線の意味は今回も聞かれたので教習受けるなら覚えておいて損はないかもしれない。「追い越しのための右側部分はみ出し通行禁止」。

バイクの二人乗り関係のDVDも見たけどクソつまらなかったので内容は省略。どうせタンデムとかしませんし。

その他

書くことないと思ってたけど、半日教習所にいただけあってそれなりの量になってしまった。ストレートで行けば教習はあと2回、来週土曜に2時間分予約が取れたので早ければ日曜の卒業検定が受けられる。やるぞ。

普通二輪教習メモ 4週目

4週目。

11時限目

前回とはコースを変えてひたすら走行練習。所々でコメントを貰いながら4周くらいしたら終わった。

全体としてはうまくできたと思うが、クランクで2回もエンストしたのが個人的にはマイナス。速度維持のためにリアブレーキ引きずってるのとクラッチ切ったら倒れるというイメージが合わさった結果、ブレーキ踏みながらクラッチを繋いでいたんだと思う。毎回よくわからないうちに通過しちゃってるので1時間ひたすらクランクの練習させてほしい。

あと、左折するときに膨らみがちなのもなんとかしたほうが良さそう。

12時限目

2度めのシミュレーター。結論から言うと、

マモレナカッタ…(交通法規)

普段から車を運転してるし何とかなるでしょと思ってたけど何とかならなかった。横断歩道に立ってる歩行者*1とか後方から接近してくる緊急車両*2はわかりやすいから対応できたが、黄色中央線区間で駐車車両を避けるときの走行位置*3とか路肩に寄せるときの位置*4は気づかなかった。

内容とは関係ないけど、ホンダ製のシミュレーターだけあって走ってる乗用車は全部ホンダ車だし、市街地に建ってる店舗もホンダディーラーだけ妙に再現度高くてちょっと浮いてた。

4週目総括

のんきにやってたら年内に終わらない可能性が出てきたので、予約を取れるだけ取ってきた。

*1:停止しなければならない

*2:道を譲らなければならない

*3:黄色中央線は「追い越しのための右側部分はみ出し通行禁止」で、駐車車両の回避は追い越しに当たらないのではみ出しても良い

*4:路側帯なのか車道外側線なのかで変わる

普通二輪教習メモ 3週目

教習に遅刻する夢を見て飛び起きたら朝5時で、自分のメンタルの弱さにドン引きしながら二度寝したら寝すぎて本当に遅刻しそうになった。ギリギリ間に合って3週目。

9時限目

まずは反省から。以前のメモで「総走行距離100,000km超えの車両が乗りづらい」的なことを書いたが、よく見たらCB400SFのオドメーターは小数点以下1桁を含めて6桁しかない。つまり、123,456km(例)だと思っていたのは実際は12,345.6kmだった。自分がヘタクソなのをバイクのせいにしてはいけない。

ウォームアップ走行の後、みきわめということで課題走行(坂道発進,スラローム,一本橋,急制動)とみきわめ用コース(S字,クランク,踏切)の順で何周か走る。前回の教習から1週間空くとやったことを半分くらい忘れているようで、

  • 一本橋で脱輪
  • コース間違えてクランクを素通り
  • 急制動でシフトダウン

などをやらかした。また、前回感覚をつかめなかったクランクは、アクセルとクラッチは動かさずにリアブレーキで速度をあわせていくといくらか安定した気がする。2,3周すると感覚が戻ってきて大きなミスはなくなったが、教習が始まる時に指導員が「できてないなぁと思ったらみきわめは出しませんから」と言っていたこともあってテンションは低いまま終了。

ところが、バイクを片付けて教習原簿を貰いに行ったら「みなさん次からは2段階になります」とのお言葉。原簿にも「みきわめ: 良好」って書いてあることを確認して一気にやる気を取り戻す。ちょろい。

10時限目

ここから2段階。1段階で何となくバイクは動かせるようになったので、交通ルールを守って安全に走りましょうということらしい。

まずは二輪車に多い事故のケーススタディ。対向右折車の影からバイクが飛び出してきたり、前を走る左折車に巻き込まれたり追突したりといったシチュエーションを指導員が実際の車両で再現してくれる。最初は何が起こるのか説明がなかったので、ぶつかりそうになる瞬間はかなりビビった。実際に公道を走っていても対向車の影を原付がすり抜けてきて危ないシーンは何度か見たので、事故にあわないために自衛していかないといけない。

残りの時間は検定に使うコースを周回して練習。みきわめが通ったからか気持ちにすこし余裕があって、走りながらネットや本でみかけたテクニック(?)を試すことができた。なかでも良かったのは「体重はシートではなくステップにかける」というやつで、下半身で重さを支える形になるので自然とニーグリップの体勢になる。一方の上半身は力を抜くことができ、ハンドルやアクセルの操作がしやすくなった。

最後の最後、バイクを戻す時にクラッチを切り遅れてエンストしたところで終了。

3週目総括

バイクの教習に通うようになって、クルマ(特にAT車)の楽さを痛感した。運転中にバランス崩して倒れたりしないし、荷物だってたくさん積める。外が暑ければエアコン、寒ければヒーターをオンにすればいい。

じゃあなんでバイクに、自分の身体+αしか運べない乗り物に厚着して跨るのかと聞かれれば、それはたぶん楽しいからであって、体感しないとわからない趣味の世界なんだろうなぁという気持ちになっている。もちろんクルマの運転が楽しくないという話ではないし、別の領域としてバイクが好きになれるかがポイントかなと。そういう意味では、クルマとバイクを単なる移動手段として比較するのはナンセンスだなと思ったりもした。

エモい文章を書いてしまったので今週はここまで。そういえば筋肉痛になってないので変に力んでるとかも減ってきたんだと思う。

普通二輪教習メモ 2週目

教習所の駐車場が空いてなくて遅刻しそうになったりしながら2週目。

7時限目

一週間ぶりのバイクだが、教習車はCB400SFではなくSilver Wing 400。AT車の特性を学ぶ。

説明を受けた後に走り出してみると、サイズが大きくなった原付という感じの運転感覚。MTと違ってアクセル回してもすぐには加速力が出てこないので、発進や低速域ではリアブレーキを引きずってバランスを取ったりした。高速とかバイパスのような流れの良い道路を巡航していくならラクそうだが、街中には向かないんだろうなという感じだった。あと、CB400SFと比べると30kg近く重いので、押して歩くのが地味にきつい。ぶっちゃけ運転してても楽しくなかったのでスクーターを買うことはないと思う。

第1段階のみきわめで使うコースの下見を兼ねて場内を何周かしたところでこのコマは終了。

8時限目

CB400SFに戻ってみきわめコースの練習。今回の新要素はS字とクランク。

S字はスラロームと同じ感じで走れば大丈夫だったのでいいとして、問題はクランク。「アクセルと半クラッチを維持、リアブレーキで減速しつつ車体を傾けずにハンドルで曲がる」とは言うものの、バランスを崩しがちで足を着いてしまう。リアブレーキを引きずったままハンドルを切りはじめて、エンストしかけた時についクラッチを切ってしまい失速するパターンが多かった。目線も下に行きがちだった気がするし、バイクに自分の行きたいところを伝えられていない感じがした。あと、やってるときはすっかり忘れていたが、クランクは時間の制限がないので一本橋みたいに低速維持しなくてもよかった。

コースを5周ほどしたが、結局クランクの感覚を掴みきれないままタイムアップ。

2週目総括

次のコマで第1段階のみきわめらしいが行ける気がしない。あと、3速だと思ったら4速に入ってたり、停止してコメント聞いた後に1速に入ってるか忘れてガチャガチャすることがあったのでシフトインジケーターが欲しい。