普通二輪教習メモ 6週目 (終)
タイトルで卒検の結果わかっちゃうけど順番にやります。6週目。
事前対策
前回の教習で何度かコースを回ってみて、卒検で問題になりそうなのはクランクと一本橋、つまり低速域でのコントロールだろうという感じがしていた。で、問題点がわかってるなら対策すればいいということでググったところ行き着いた動画がこれ。
タイトルの「鬼の半クラ」は割と有名なワードらしく、これと関連動画に言及しているサイトがいくつもあった。個人的に参考になったのは以下。
- 右手は2,000rpmを維持できるわずかなアクセル開度を保つ
- 左手は意識しなくても半クラッチの位置で止められるように練習
- 低速走行時はシートの前に座る
あと、2段階のみきわめは検定コースを使うらしいので教習手帳を見ながら2つあるコースを覚える。Googleマップで教習所の航空写真を見たら普通にコースが見えたので、ウインカーを出す位置や速度を思い出しながらイメージトレーニング。
17時限目 / 18時限目
2時限とも、ウォーミングアップ走行の後は検定コースを周回して練習。ヤバそうなところの対策を練っておいたおかげで、特に焦ることもなく2つあるコースを交互に回ることができた。18時限目では1速→2速が入りにくい車両にあたってしまって何度かNで空ぶかししたものの、焦ってバランス崩すとかそういうことはなかったのでセーフということにする。ちょっと恥ずかしいけど。
恥ずかしいといえば、大型二輪の教習で使ってるNC750はウインカーレバーとクラクションの位置がCB400と逆らしく、車線変更後とかにクラクション鳴らしてる人がけっこういた。せめてホンダ車の間では統一したらいいのにと思うんだけど何か理由があるんですかね?
話を戻して、課題走行のタイムはスラロームは7秒台後半、一本橋も6秒台後半で安定していたので問題なし。急制動もすこしブレーキングが早い時があるけど停止線越えたりロックしたりすることはなかったのでOK。無事「みきわめ:良好」を貰えたので、検定カウンターに行って翌日の卒業検定を申し込んでこの日は終了。
家に帰ってからは、今から変に知識を入れてもしょうがない、いつも通りにできることだけで検定を受けようということで教習ブログなどは見ないようにした。とはいえそれなりに緊張するので、シャイアおじさんのアツい動画を見て「俺は行けるやってやる」という気持ちだけ作って就寝。
卒業検定
朝4時に風の音で起きるくらいには眠りが浅かったです(豆腐メンタル)
この日の受験者は大型・普通・小型をあわせて20人で、5人ずつの4グループに分けて各グループ1人ずつ検定を受ける。2番のゼッケンを渡されたので2番目かと思ったら、大型の人と同じグループになっていて筆者の検定順は一番最後だった。
検定前には注意事項とコースの説明があったけど、緊張していたせいかあまり記憶がない。ただ、スラロームと一本橋の説明で「パイロンに触れたり橋から落ちたりしたらその時点で検定終了ですが、規定時間の超過は減点だけで検定終了にはなりません。落ち着いて取り組んでください。」というのを聞いて頑張らないようにしようと思ったのは覚えている。あと、急制動のブレーキングが早すぎる場合は1回だけやり直しを指示されるらしい。
説明が終わったらすぐに検定開始。といっても筆者は一番最後なので、他の人がそつなくこなして帰ってきたりクランクでパイロン倒したりするのを見ながら待たされた。北風が強くて身体が冷えるのがつらい。
開始から30分以上経ったところでいよいよ乗車。大げさにヘルメットを動かして安全確認アピールをしつつコースに入っていく。他の人が乗った後なのでエンジンは十分に温まっているし、ギアもスムーズに入る。いい感じ。
外周を回ったらS字、信号、クランク、踏切の順で回っていく。信号がちょうど赤だったので、停車中にその後の流れを考える時間があったのがありがたかった。クランクは一瞬エンジンが苦しそうになったけど気持ちアクセルを回して逃げ切る。
踏切を越えたら外周に出て、坂道発進→スラローム→一本橋→急制動の課題走行4点セット。先述の通りスラロームと一本橋は減点覚悟で頑張らないことにしたので、スラロームはゆっくり、一本橋はさっさと通過してしまう。コケる・落ちるよりはマシ。
最後の急制動は教習でも大きくミスったことがなかったので、いつも通りに2速を引っ張りつつ3速40km/hちょいで進入。アクセルを戻し、パイロンを通過したタイミングでブレーキ。と、ここで前回の教習や朝の説明で言われたことがふと頭をよぎる。
「ブレーキングが早い時がある」「ブレーキングが早すぎるときはやり直し」
時間にすればほんの一瞬だと思うが、確実に操作が遅れた。車両が減速するのは感じるがこのままだと停止線を越えてしまう、やばい、あの白線は絶対に越えてはならない、そう思った瞬間にブレーキを強めていた。こう書くとものすごく考えてる風に見えるが、実際は反射的にレバーとペダルへ力が入ったんだと思う。停止直前とはいえ初めてリアがロックした。バランス崩さなくて本当に良かった。
課題は急制動が最後なので、後はスタート地点に戻って終了。検定員から「やるべきことはできてたのでよかったと思います。スラロームはかなり安全に行きましたね。」とコメントをもらった。でも、最後の最後でミスったのが悔しくて目は死んでたと思う。
30分後、待合ロビーのモニターで合格発表。後ろに座っている二人組はもう何のバイク買うかの話で盛り上がっている。さて、普通自動二輪の2番は…
総括
勢いで教習を申し込んでから1ヶ月半、長いようで短かった。教習の内容は毎週書いてたのでいいとして、それ以外に思うところを。
安心プラン*1的なものがあるなら入ることをおすすめ。みきわめや検定の時にダメだったらn千円とか余計なこと考えてると、通るものも通らなくなる気がする。
イメージトレーニングはかなり有効。半クラのつもりで手を動かしてみたり、コースを思い出しながら安全確認するところでは実際に首を振ったりする。普段できないことは検定でもできない。
車の免許があって学科が免除になる場合でも、学科で何をやるのか教習原簿の項目名くらいは見ておいたほうがよい。黄色い中央線は追い越し禁止ではなく「追い越しのための右側部分はみ出し通行禁止」。
さて、バイク買うために貯金しないと…
*1:教習時間オーバーとか再検定のお金が不要になるやつ
普通二輪教習メモ 5週目
5週目ともなると応用的な内容が増えてきて、ある動作が出来るようになるまで繰り返しやるという機会は少なくなるのであまり書くことがない。
13時限目
練習コースをグルグルしてる人たちから離れて、カーブの走り方と追突体験、急制動の練習。
カーブの走り方では、20km/h・25km/h・30km/hを維持したままコース外周のカーブを通過してどうなるかを学ぶ。ちなみに普段は15km/hで通過することになっている。
- 20km/h…余裕で曲がれる
- 25km/h…あーちょっと倒し気味にしないと外に行っちゃうかなー
- 30km/h…そんなに変わらなアッ待ってどんどん膨らんdセンターライン越えるって無理無理
カーブに進入する前にきちんと減速しましょう。
追突体験は、インストラクターの左側をバイク1台分くらいの車間距離を空けて走行しインストラクターのバイクが停まったらこちらも停まる。わかっていても減速は間に合わず、インストラクターとほぼ並ぶ形で停止。もし真後ろにいたらアウトでしたね、以上。
急制動は単に検定と同じ基準で見るようになりますよという話で、やることは1段階の頃と変わらず。制動開始のパイロンを通過する時に40km/h出てないとやり直しになるので、42km/hくらいまで出しておいて早めにアクセルオフするといいらしい。
よく見るとアクセルオフする位置にもパイロンが立っていた。何度かやったけどロックさせずに8m以内で停止できたのでたぶん大丈夫。
14時限目
まずは回避の体験。信号機に向かって30km/hで走行し、赤が点いたら左、青が点いたら右に避ける。バイクは傾けないと進路が変わらないので、車と比べると2倍以上の回避距離が必要なんだとか。
回避の解説が終わると、インストラクターが「じゃ、あとは自由練習なんで自分でコース回っててください」と一言。コース覚えてないんですが。外周回ったら進路変更してS字、その後クランク…あれ?どこかで信号を右折した気がするんだけどどこだっけ?
結局、周りを走るバイクの様子を見ながらそれっぽいコースで走り回ることに。30km/h区間やS字はOK、足つきやエンストを連発していたクランクも、アクセルを回すように意識しつつリアブレーキを小刻みに踏む(=踏みっぱなしにしない)ようにしたら4戦4勝したのでいい感じ。
教習が終わった後でコース図を見たら、S字の後に一旦外周を回って、信号を右折した後にクランクだった。もしコース通りに回ってたらクランク4回目に行く時間はなかったと思うので、先週「クランクだけ練習したい」とぼやいてたのが図らずも実現してしまった。
15,16時限目(セット教習)
シミュレーター3回目。
インストラクター曰く「公道を走っていれば数年に1回遭遇する出来事が、5分の間に何度も起きる」内容で、周りのすべてが自分を狙っているのではと思えるレベルの動きをしてくる。覚えている範囲でも
- 対向右折車の後ろから突っ込んでくるバイク
- 左折時に大回りしてこちらの車線に食い込んでくるバス
- 追い越そうとするとドアを開けてくるシビック
- ぎりぎり止まれるタイミングで信号が青から黄色に、しかしすぐ後ろには大型トラック
- ミラーの死角から超加速してくるフィット
といった感じ。
あと、黄色中央線の意味は今回も聞かれたので教習受けるなら覚えておいて損はないかもしれない。「追い越しのための右側部分はみ出し通行禁止」。
バイクの二人乗り関係のDVDも見たけどクソつまらなかったので内容は省略。どうせタンデムとかしませんし。
その他
書くことないと思ってたけど、半日教習所にいただけあってそれなりの量になってしまった。ストレートで行けば教習はあと2回、来週土曜に2時間分予約が取れたので早ければ日曜の卒業検定が受けられる。やるぞ。
普通二輪教習メモ 4週目
4週目。
11時限目
前回とはコースを変えてひたすら走行練習。所々でコメントを貰いながら4周くらいしたら終わった。
全体としてはうまくできたと思うが、クランクで2回もエンストしたのが個人的にはマイナス。速度維持のためにリアブレーキ引きずってるのとクラッチ切ったら倒れるというイメージが合わさった結果、ブレーキ踏みながらクラッチを繋いでいたんだと思う。毎回よくわからないうちに通過しちゃってるので1時間ひたすらクランクの練習させてほしい。
あと、左折するときに膨らみがちなのもなんとかしたほうが良さそう。
12時限目
2度めのシミュレーター。結論から言うと、
マモレナカッタ…(交通法規)
普段から車を運転してるし何とかなるでしょと思ってたけど何とかならなかった。横断歩道に立ってる歩行者*1とか後方から接近してくる緊急車両*2はわかりやすいから対応できたが、黄色中央線区間で駐車車両を避けるときの走行位置*3とか路肩に寄せるときの位置*4は気づかなかった。
内容とは関係ないけど、ホンダ製のシミュレーターだけあって走ってる乗用車は全部ホンダ車だし、市街地に建ってる店舗もホンダディーラーだけ妙に再現度高くてちょっと浮いてた。
4週目総括
のんきにやってたら年内に終わらない可能性が出てきたので、予約を取れるだけ取ってきた。
普通二輪教習メモ 3週目
教習に遅刻する夢を見て飛び起きたら朝5時で、自分のメンタルの弱さにドン引きしながら二度寝したら寝すぎて本当に遅刻しそうになった。ギリギリ間に合って3週目。
9時限目
まずは反省から。以前のメモで「総走行距離100,000km超えの車両が乗りづらい」的なことを書いたが、よく見たらCB400SFのオドメーターは小数点以下1桁を含めて6桁しかない。つまり、123,456km(例)だと思っていたのは実際は12,345.6kmだった。自分がヘタクソなのをバイクのせいにしてはいけない。
ウォームアップ走行の後、みきわめということで課題走行(坂道発進,スラローム,一本橋,急制動)とみきわめ用コース(S字,クランク,踏切)の順で何周か走る。前回の教習から1週間空くとやったことを半分くらい忘れているようで、
などをやらかした。また、前回感覚をつかめなかったクランクは、アクセルとクラッチは動かさずにリアブレーキで速度をあわせていくといくらか安定した気がする。2,3周すると感覚が戻ってきて大きなミスはなくなったが、教習が始まる時に指導員が「できてないなぁと思ったらみきわめは出しませんから」と言っていたこともあってテンションは低いまま終了。
ところが、バイクを片付けて教習原簿を貰いに行ったら「みなさん次からは2段階になります」とのお言葉。原簿にも「みきわめ: 良好」って書いてあることを確認して一気にやる気を取り戻す。ちょろい。
10時限目
ここから2段階。1段階で何となくバイクは動かせるようになったので、交通ルールを守って安全に走りましょうということらしい。
まずは二輪車に多い事故のケーススタディ。対向右折車の影からバイクが飛び出してきたり、前を走る左折車に巻き込まれたり追突したりといったシチュエーションを指導員が実際の車両で再現してくれる。最初は何が起こるのか説明がなかったので、ぶつかりそうになる瞬間はかなりビビった。実際に公道を走っていても対向車の影を原付がすり抜けてきて危ないシーンは何度か見たので、事故にあわないために自衛していかないといけない。
残りの時間は検定に使うコースを周回して練習。みきわめが通ったからか気持ちにすこし余裕があって、走りながらネットや本でみかけたテクニック(?)を試すことができた。なかでも良かったのは「体重はシートではなくステップにかける」というやつで、下半身で重さを支える形になるので自然とニーグリップの体勢になる。一方の上半身は力を抜くことができ、ハンドルやアクセルの操作がしやすくなった。
最後の最後、バイクを戻す時にクラッチを切り遅れてエンストしたところで終了。
3週目総括
バイクの教習に通うようになって、クルマ(特にAT車)の楽さを痛感した。運転中にバランス崩して倒れたりしないし、荷物だってたくさん積める。外が暑ければエアコン、寒ければヒーターをオンにすればいい。
じゃあなんでバイクに、自分の身体+αしか運べない乗り物に厚着して跨るのかと聞かれれば、それはたぶん楽しいからであって、体感しないとわからない趣味の世界なんだろうなぁという気持ちになっている。もちろんクルマの運転が楽しくないという話ではないし、別の領域としてバイクが好きになれるかがポイントかなと。そういう意味では、クルマとバイクを単なる移動手段として比較するのはナンセンスだなと思ったりもした。
エモい文章を書いてしまったので今週はここまで。そういえば筋肉痛になってないので変に力んでるとかも減ってきたんだと思う。
普通二輪教習メモ 2週目
教習所の駐車場が空いてなくて遅刻しそうになったりしながら2週目。
7時限目
一週間ぶりのバイクだが、教習車はCB400SFではなくSilver Wing 400。AT車の特性を学ぶ。
説明を受けた後に走り出してみると、サイズが大きくなった原付という感じの運転感覚。MTと違ってアクセル回してもすぐには加速力が出てこないので、発進や低速域ではリアブレーキを引きずってバランスを取ったりした。高速とかバイパスのような流れの良い道路を巡航していくならラクそうだが、街中には向かないんだろうなという感じだった。あと、CB400SFと比べると30kg近く重いので、押して歩くのが地味にきつい。ぶっちゃけ運転してても楽しくなかったのでスクーターを買うことはないと思う。
第1段階のみきわめで使うコースの下見を兼ねて場内を何周かしたところでこのコマは終了。
8時限目
CB400SFに戻ってみきわめコースの練習。今回の新要素はS字とクランク。
S字はスラロームと同じ感じで走れば大丈夫だったのでいいとして、問題はクランク。「アクセルと半クラッチを維持、リアブレーキで減速しつつ車体を傾けずにハンドルで曲がる」とは言うものの、バランスを崩しがちで足を着いてしまう。リアブレーキを引きずったままハンドルを切りはじめて、エンストしかけた時についクラッチを切ってしまい失速するパターンが多かった。目線も下に行きがちだった気がするし、バイクに自分の行きたいところを伝えられていない感じがした。あと、やってるときはすっかり忘れていたが、クランクは時間の制限がないので一本橋みたいに低速維持しなくてもよかった。
コースを5周ほどしたが、結局クランクの感覚を掴みきれないままタイムアップ。
2週目総括
次のコマで第1段階のみきわめらしいが行ける気がしない。あと、3速だと思ったら4速に入ってたり、停止してコメント聞いた後に1速に入ってるか忘れてガチャガチャすることがあったのでシフトインジケーターが欲しい。
普通二輪教習メモ 1週目
週末しか乗れなくてやったことを忘れそうなので
1時限目
内容
- スタンドのかけ方外し方、引き起こし
- 乗車姿勢
- レバーとペダルの使い方
- 1速でアクセルを回さずに場内周回
メモ
- 引き起こしは普通にできた。クラウチングスタートの要領で屈んだ状態から腰を上げ、バイクを押すイメージ。
- できるだけ前、重心になるエンジンに近いところに座る
- 手首は手の甲に鏡をつけたら自分の顔が映る感じの角度
- いま何速に入っているか忘れないように
- 関節が固くてつま先が上がらない、気を抜くとリアブレーキを踏んでる
- 地味にエンジンが熱い
2時限目
内容
- 乗車と降車
- アクセルを回しつつ2速で場内周回
- 直線で40km/h出す
メモ
- 跨る時に後方確認、1速に入れる(右足を下ろす)ときに後方確認、発進するときも後方確認
- 2速に入れたら半クラッチは不要
- 用が済んだらレバーから手を離してちゃんとグリップを握る
- 減速はコーナーに入る前に終わらせる
- コーナーから出るときに軽くアクセル回すと勝手に起き上がる
- 雑にアクセルを回すと上半身がついていかないので滑らかに操作する
- 低速域ではリアブレーキ主体にするとスムーズ
- 停止直前にシフトダウンしようとすると間に合わないときがあるので、慣れるまでは早めにやってもいいかもしれない
3時限目
内容
- 乗用車の死角
- 後退
- 3速まで使いつつ場内周回
メモ
- Bピラーの影に原付がいると運転席から見えない
- 後退するときはハンドルを切りすぎるとバランスが取りづらい
- リアブレーキ踏んだまま発進しようとしてエンスト x2
- シフトダウンをミスったり、他の車両がいたりしてテンパると姿勢が崩れがち
- 脇と膝を閉じて腕の力を抜く
4時限目
内容
メモ
- ウインカーが必要になったけど原付と同じなので大丈夫
- 坂道発進でパワーが足りないとき、アクセルだけ回しても進まない。クラッチも気持ち離す。
- スラロームはもっと練習して感覚を掴まないとなんとも。力んだ拍子にリアブレーキ踏んだりNに入ったりしたのでつま先は上げる。
- 一本橋はとにかくハンドルを左右に動かしてバランスを取る。速度はリアブレーキで落とすだけ。
- 急制動はブレーキに意識が行ってクラッチ切り忘れる
- 複数の操作を同時に行うのが難しい
5時限目
あとで見返した時に殺風景すぎるので箇条書きやめます。
前日に引き続き今日も朝イチから課題走行の練習。総走行距離100,000km超の車両にあたってしまったせいか最初の10分はエンスト連発、走り出しても2速に入らなくて焦ることが何度かあった。途中からはまったくエンストしなくなったので、車以上に暖気が大事なのかもしれない。
(追記: 総走行距離は10,000km超の見間違いでした)
坂道発進はペダルの踏み変えがないから車よりバイクのほうがラク。一本橋は焦っていろいろ操作するとバランスを崩すので、アクセルとクラッチは一定にしてリアブレーキで速度を落とす、左右に傾いたらブレーキを離して速度を戻す、という方針でやるといい感じだった。最初の1回以外は落ちてないので、あとは基準タイムまで粘れれば勝ちということにする。急制動も3速40km/hからなら普通に停止できたので大丈夫そう。
今のところ難しそうなのはスラロームで、何度かやっていると目線が下過ぎる点とアクセルオンのタイミングが早い点を指摘された。言われたとおりに目線を上げて気持ちアクセルを遅らせるとバイクがスムーズに曲げられるようになったので、この辺がポイントなんだと思う。あと、アクセルを開けた後にしっかり戻すとバイクが勝手に倒れて曲がってくれるような感じがした。
6時限目
シミュレーターで危険体験をしましょうの回。濡れた路面では制動距離伸びるとか、オーバースピードでカーブに入ると曲がりきれなくて事故るとか、横風に吹かれて対向車に轢かれるとか、カーブ曲がった先でトラックが道を塞いでて突っ込んだりとか、とにかくライダーを事故に合わせるという意思が感じられた。実車とは挙動が違いすぎるので参考程度にしかならない気がする。
1週目総括
早くも規定教習時間(17時間)の1/3を消化してしまった。今のところは順調に進んでいるので、このままストレートで終わらせてしまいたい。今この記事を書いている時点で左腕と背中に筋肉痛が来ているということは余計な力が入っているはずなので、リラックスして操作することが次の目標。実質5時間しか乗ってないけど、200kg近いバイクは筋力でどうにかできるものではなく、適切なレバーをしかるべきタイミングで操作することで機械を操っていく必要があると実感できた。バイク楽しい。
大洗キャンプ場でテント泊チャレンジ
しました。
テント・銀マット・寝袋は手持ちがあったので、まずは「鹿番長のアレ」こと アルミロールテーブル M-3173とヘリノックスチェア(のコピー品)を購入し、実際にキャンプをしてみてさらに必要そうな装備を洗い出そうという計画。
設営
8:30受付開始とのことでそのくらいに到着するよう移動していたところ、バイクで先行したメンバーから「受付開始前に駐車場確保とテント設営してOK」との情報が入りいきなり焦る。案の定筆者の車が到着した頃には炊事場やトイレの近くなど一等地は抑えられてしまっており、ソロテントx3という無駄に場所を取る編成の我々はサイトの端の方を使うこととなった。
撤収する前日からの利用者と入れ替わる形になるのでタイミングを見計らえばいい場所を取れる可能性もあるが、歩いてもそう遠くないのでさっさと静かな場所に設営してしまうのがいいように思う。
テントの設営は
- テントを立てる場所に広げる
- テントの穴にポールを通す
- 気合でテント本体を立ち上げてポールを四隅に固定
- ペグダウン
- フライシートを設置
の順序で問題なくクリア。心配なら自宅の庭などで立ち上げるところまでやってみて、
- 設営に必要な面積
- ポールを通す位置
- フライシートの固定方法
などを確認しておくといいかもしれない。
海釣り
設営が終わると夕方までやることがないので、金丸釣具店で釣竿を借り防波堤で釣りをして過ごした。もっとも、
- 工事の影響で駐車スペースが少なく小一時間防波堤の回りをさまよい、
- やっとの思いで車を止めても防波堤にスペースがなく、
- 釣り人達の隙間に陣取ったものの筆者を含め全員釣りの経験がほとんどない
という有様でなかなか釣り糸を垂らすことができず、最終的には見かねた隣のおじさんに教えてもらってなんとか釣りの体裁をとるという状態だったのでさしたる結果は出なかった。海水まみれの手でスマホを触るわけにもいかず、写真もなし。
釣果
- シャコ x2
- イイダコ(小)
- イワシ(小) x2
- 投釣り用の重り
- プラモのランナー
釣り道具を返却した後、食材と炭などを購入しテントに帰還。
夕食
肉を焼き、酒を飲み、貝を焼き、また肉を焼き、酒を飲む。うまい。
腹が膨れたところで焼き網を撤去し、薪をくべて火柱を立てる。このあたりから「楽しい」「雰囲気が最高」「これは勝ち」などと語彙力の下がった発言が飛び交っていた気がする。
寝る時に寒くてもいいように薄手のダウンジャケットや毛布を持ち込んでいたものの、テンションの高さゆえかむしろ暑いくらいだった。銀マットは偉大である。
つぎのひ
6時前に目が覚めたのでそのまま朝飯を食い、さっさと撤収。
— あみだ (@_nibral) 2017年10月8日
その後は大洗磯前神社にお参りをし、大洗リゾートアウトレット改め大洗シーサイドステーションでお土産を買い、潮騒の湯で風呂と昼飯といういつもの流れ。大洗も6回目だか7回目ともなるとガルパンの聖地巡礼要素はほとんど無くなってくる。潮騒の湯にいた猫氏が人に慣れてて可愛かった。
今後欲しいもの
- アウトドア用バーナーとコッヘル
- 安定した火力で米が炊きたいときやお湯がほしいときがある
- 今回は他のメンバーが持っていたので不要だったが、1人で行くなら必須
- ヘッドライト
- 箸を使うときには手元、トイレに行くときには足元が明るくないとけっこうつらい
- タープ
- 無くても困らないが、せっかくなら食事するエリアにも屋根が欲しい
- 上からランタンを吊るしてロマンポイントを稼ぎたい
- 朝露であらゆるものが濡れるのを多少は防げる気がする
- サブのテーブル
- スマホなどを置いておく手元のテーブルとは別の、食材や水タンクの置き場所として
- 枕
- 持ち込んだ100円のネックピローでは頭の収まりが悪くてダメだった
これ以外にもゴミ袋(足りなかった)や雑巾(朝露対策)を準備する必要がありそうということがわかったので、必要品の洗い出しという目的も達成できた。
まとめ
大洗キャンプ場は立地(徒歩圏内にスーパーとコンビニ)と設備(ウォシュレット有り)の面で初心者にやさしい。場所さえ確保できれば、テント泊や火遊びなどアウトドアの楽しいところだけ体験できる。キャンプはいいぞ。
1年後
足りなかった装備を整えて再び遊びに行った。 under-rim.hatenablog.com